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長崎で被爆した4歳の少女は84歳に「日本人だからこそ言えることがある」
長崎七高山の一つに数えられ、古くから信仰の山として崇められる岩屋山の東側のふもとで、1945年8月9日午前11時2分、当時4歳、今は84歳の鶴文乃さんは被爆した。家の外が青く光り、障子は燃え、家の柱が落ちる。母が慌てて衣類で火を消そうとした。鶴さんは、被爆80年を前に学生記者2人に、「これが学生や若い人たちに話す最後の機会」と思いながら、自身の被爆体験や平和への願いを語った。
川端 健真、岡﨑 祐仁
8月6日


「歴史を学び、声をあげよう」ノーベル委員長が日本被団協代表委員らと上智大で講演
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の代表委員・田中煕巳さん(93)と、日本被団協に昨年のノーベル平和賞を授与したノルウェー・ノーベル委員会のヨルゲン・バトネ・フリードネス委員長が7月27日、上智大学四谷キャンパスでそろって講演した。フリードネス委員長は被爆者の活動について「世界が必要としている光だ」と評価し、講演を聞く若者たちに「歴史を学び、忘却を拒否し、声をあげよう」と呼びかけた。

岡﨑 祐仁
7月31日


地元広島で目撃したG7サミット 沿道に手を振るトルドー加首相
主要国G7の首脳がそのとき集まっている平和記念公園の南端から南に100メートルほど、広島市中区中島町の「吉島通り」の歩道上にいた。一般人として首脳らに最も近づくことのできるのがその場所であろうと、広島出身の筆者が見込んだのが、そこだった。 「手振ってる!」と声が上がる。

松本 花音
2023年8月8日
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