東 優衣1月30日災害の情報が聞こえず、逃げ遅れる 難聴者の不安に「耳マーク」グッズ災害時、聞こえなくて逃げ遅れるという事態が二度と起きないようにと、聴覚障害者であることやそのサポーターであることを周囲に知らせる「耳マーク」グッズを着用しようと呼びかけられている。バンダナに腕章、ベスト、旗、バッジもある。しかしその普及には課題がある。
高橋 壯、田村 優樹1月19日高校野球の現場、暴力といじめ 当事者の告白「本当に痛かった」高校野球の現場では、依然として暴力が振るわれ、いじめがある。加害者は野球を続けられるにもかかわらず、日本高等学校連盟の規定が障害となって、被害者は野球を継続しづらい現実がある。3人の当事者から生々しい告白を聞いた。
奥山 俊宏1月17日阪神大震災、発生から30年目となる今年にある1記者が言ったこと阪神大震災が1995年1月17日に発生してから29年が過ぎ、この1月17日、日本社会は「震災発生30年目」に入る。能登半島地震の惨状に関する報道に接して、いくつかの文章をインターネット上に出し、複数のユーチューブ番組で話した。それをメモしておきたい。
奥田 華菜子1月2日箱根駅伝「当日変更」1143件 正選手の3分の1が実際は走らず箱根駅伝では、正選手のうち実に3分の1以上が、競技当日の朝になって、檜舞台から引きずり降ろされ、別の選手への交替を余儀なくされている。「当日変更」の制度が、選手の不調やケガが理由ではなく、チームの戦略として使われている実態があるのだ。過去19年の当日変更1143件を分析した。
奥山 俊宏2023年12月30日報道機関に求められる「公平・公正」は中立ではない~Z世代と探るジャーナリズム(5)報道機関は常に中立でなければならない――。そんな思い込みにとらわれている人は驚くほど多い。報道機関が中立であろうとすることは、ときに付和雷同をあおり、多数派の極論を増幅し、「民主主義の失敗」を招く。報道機関は、ときに中立を離れ、正しい立場を何者からも独立して選ぶべきだ。
藍原 萌木2023年12月22日原発事故の除染土 福島から新宿御苑へ 環境省の計画公表から1年福島原発事故で生じた「除去土壌」の一部を新宿御苑に持ち込もうという環境省の計画が2022年12月に明らかにされ、1年が経過した。最初で唯一の地元説明会が同月21日に開催されてからも1年が経つが、2度目の説明会はついに1度も開かれておらず、新宿区から「ほったらかし」との声も。
番留 千尋2023年12月22日福島除染土の新宿御苑搬入計画「1年ほったらかし」 で新宿区は「予定ないと認識」 福島原発事故で発生した「除去土壌」を東京都心部の新宿御苑に持ち込もうという環境省の計画が2022年12月に公表されてから1年たった。わずか28人しか参加しなかった公表直後の最初の1回を除けば、この1年、近隣住民や区民に対する説明会はなかった。区議長いわく「ほったらかし」が続く。