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最高裁「記録保存」有識者委員会で意見陳述


 神戸連続児童殺傷事件の犯人として逮捕された「少年A」の事件記録が神戸家裁によって廃棄されるなど著名な事件の記録が失われている問題について、上智大学の奥山俊宏教授は1月23日午後、東京都千代田区隼町の最高裁判所で、同裁判所が設けた「事件記録の保存・廃棄の在り方に関する有識者委員会」の第4回会合に出席し、「後世の研究者や歴史家による閲覧、研究、検証の対象とされるかもしれない将来の可能性を過小評価して記録を廃棄し、その可能性の一切を断ちきるのは、いまを生きる私たちの傲慢です」と意見を述べた。


 議事の要旨は3月13日に裁判所のウェブサイトで以下のとおり公開されている。

 神戸新聞記事「事件記録は「国民共有の知的資源」 元記者の大学教授、最高裁有識者委が開始の意見聴取に」:https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202301/0015989150.shtml


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